おおきなおおきなおいも

おおきなおおきなおいも random-note

おおきなおおきなおいも

読み進めていくと、大人も楽しくなってきちゃう絵本です。
子どもと一緒に読んだり、読み聞かせに最適な1冊です。
学校や幼稚園、保育園などで、いちどは読んだという方も多いのではないでしょうか。
舞台はとある幼稚園。
子どもたちは芋掘り遠足を楽しみにしていましたが、雨で中止になってしまいます。
中止を惜しみ、子どもたちは傘をさして行けばいいじゃないか、かっぱをきて行けばいいじゃないか、と知恵を出し合う姿は、思わずクスッとしてしまう一場面です。
遠足が待ちきれない子どもたちは、せめてもとおいもの絵を描きますが、その絵の大きいこと大きいこと…さて、待ちに待ったおいも掘り。
子どもたちはそれはそれは大きな、本当に大きなおいもを掘り出します。
持ち運ぶのも一苦労、ヘリコプターまで出動します。
そしてきれいに洗って、プールに浮かべて船にしたり、怪獣にしたりしてひとしきり楽しみます。
楽しんだあとは、おいもパーティ!天ぷら、焼きいも、大学いもをたくさん作ってたくさん食べます。
おいもをたくさん食べると出るのはおなら。
子どもたちはおならで空を飛び、楽しいひとときを過ごします。
1972年発売の超ロングセラー商品、私たちの親世代、私たちと、子どもたちと世代をこえて楽しむことができる1冊だと思います。