幼稚園から小学生向きの絵本です。
小学一年生の子供が借りてきたのですが、夜寝る時に読み聞かせをしていたら、私が涙してしまい、読み手の集中を切らさないようにと必死で涙をこらえて読み聞かせました。
子供を持つ母から見た子供への愛情の注ぎ方、子供から見た母親への自分なりの甘え方。
客観的に見ても、とても愛しくなります。
この絵本は人間ではなく、動物のお話です。
こぐまは両親を早くに亡くし、ひとりぼっちの寂しさを誰よりも痛感していました。
森でひとりぼっちになっている動物を見るたび、自分と同じ寂しさを味わうことがないようにと、母親代わりになり片時も離れず、いろんなひとりぼっちの動物を集めては一緒に暮らしていました。
お互い愛情を注ぎあい、信頼しあった仲間の絆が描かれています。
いつしか、ひとりぼっちだった動物たちは、今まで自分にしてくれたように今度は相手に対してひとりぼっちにさせないからね。
と思いやります。
そしてずっと離れないからねと決心します。
絆から生まれた強い愛情が描かれた絵本です。
お母様もお父様も家族みんなが心温まる絵本になっています。
是非お子様と一緒に読んでみて下さい。
より一層お子様が愛しく感じることができると思います。
ずっとそばに
