産院が薦める絵本としてたびたび紹介されており、ファースト絵本として人気の絵本です。
この絵本を読み聞かせると、まだ、だるまさんが何であるかも知らない赤ちゃんが、思わず笑ってしまいます。
絵本を開くと、赤くコロコロとしたキャラクターが、赤ちゃんの目を引きます。
そして、読み始めの「だるまさんが」の部分で、子供の注意を引き付け、それに続くコミカルな言葉で、赤ちゃんは思わず笑ってしまいます。
よく計算された語調となっています。
また、絵の連なりでだるまさんの動きを表しており、本の中でキャラクターは動くのだという理解につながります。
今後、絵本をステップアップしていくために、ふさわしい作品です。
作者のかがくいひろしは特別養護支援学校の教師をしていた経験から、子供たちが興味を引く作品を作り上げました。
残念ながら、だるまさんシリーズの3作品目にして、亡くなってしまいましたが、この絵本は、現在でも増版を続けています。
絵本サイズもコンパクトで、ページ数も多くないため、持ち運びにも便利です。
出先で、赤ちゃんがぐずったら、この絵本であやすことができます。
育児に忙しいママさんと、赤ちゃんの成長の手助けとなる一冊です。
だるまさんがころんだ
