おやすみなさい

フランスの絵本です。
そして訳はミュージシャンのカヒミ カリィさん。
現在はニューヨーク在住です。

色遣いはとてもシックで、イラストも大人びているので大人のための絵本としても喜ばれそうです。

「しー・・・ おやすみの じかんですよ。」のセリフとともに、森の中の動物の親子が眠りの世界に落ちていくこの絵本は、ページをめくっていくと夜の深まりとともにだんだん暗い色合いになっていき、読み手を眠りに誘い込んでいくようです。
子供はもちろんですが、日々の生活で疲れてしまった大人にもおすすめです。
寝る前に読む本としてもいいのではないでしょうか。

また、セリフがとても心地がいいのも印象的です。
「ふぅぅぅぅー・・・ふぅぅぅー・・・」といった風を表す表現、「ゆったり ゆったり」「たっぷり たっぷり」といった表現も、とてもリラックスした気持ちにさせてくれ、まるで寝る前のホットミルクが体に行きわたるような心地よさを与えてくれます。
なんとなくくすぐったいような、布団に優しく包み込まれているような気持ちになれると思います。
子供に読んであげるのであれば、ささやくようにゆっくりと読んであげれば、すぐに眠くなってくれるだろうと思います。