4歳の娘の誕生日に祖父母がプレゼントしてくれました。
ソフィーとお母さんがお茶をしていると、トラがやってきて一緒にお茶をするという内容です。
トラはお茶で出された食べ物では足りずに、作っていた夕食や冷蔵庫の中のものなど、どんどん食べ物を食べてしまい、家には食べ物がなくなってしまいます。
そんな中でもソフィー達は嫌な顔せず自由に食べさせ見守ります。
最後には家中の食べ物や飲み物を食べられてしまい、家に食べ物は何もなくなってしまいトラは帰っていきます。
夕食に食べるものもなくなってしまい困っていると、お父さんがレストランへ連れて行ってくれました。
レストランではそれぞれ好きなものを注文し、楽しく幸せな時間を過ごします。
次の日、ソフィーとお母さんは買い物に行きますが、トラがまた来てもいいようにとタイガーフードも購入します。
しかし、その後トラが来ることはありませんでした。
海外の絵本ですが絵が可愛く、トラがどんどん食べ物を食べてしまう所は子供が見ていて面白いようで、何度も読んでと頼まれます。
大人が読んでもトラの仕草やソフィーがトラを優しく見守る様子が可愛く楽しめます。
家の中の小物や洋服の色使いもとても綺麗です。
もしも自分の家に突然トラがやって来たらどうするでしょうか。
私には上手く対応できる自信がありません。
きっと焦って、ドアをすぐさま閉めて警察を呼ぶか、パニックになって必死で逃げることでしょう。
でも、このお話に出てくるソフィーとおかあさんは違います。
突然の猛獣の訪問にもかかわらず、大して怖がりもせずトラをすんなり受け入れ、歓迎し、丁寧なおもてなしを施すのです。
同じテーブルにトラが同席するなんて緊張するはずですが、二人はこの状況を楽しんでいるように見えます。
トラの食べっぷりはさすがで、お家にある食べ物や飲み物を次から次へと、すべて食い尽くしていきます。
でも少しも乱暴なことはしないし、食べる姿がチャーミングなのでなんだか許せてしまいます。
ポットからお茶を直飲みするのはさすがです。
トラはさんざん飲み食いした後、さっと退散するのですが、夕食の用意が全部食べられてしまったため、帰宅したおとうさんとおかあさんとソフィーの三人でレストランで夕食をします。
まるでトラ歓迎会の成功を祝った打ち上げのようです。
もしも自分の身に突然のハプニングがあっても、ソフィーたちのように臨機応変に対応して楽しめたらいいなと思いました。
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