とけいのあおくん

時計屋さんの棚にずっと置かれていた時計のあおくん。
もっと大きい音や目立つ時計がある中で、きっと僕なんか気に入ってくれる人いないかもと心配していましたが・・・
ある日、女の子がお母さんとお父さんのプレゼントを買いに時計屋さんへやってきます。

あおくんは、せいいっぱいの音でベルを鳴らして自己アピールすると、女の子は、おあくんの透き通るようなきれいな澄んだベルの音が気に入ってプレゼントに選んでくれました。

女の子はお父さんに、時計のあおくんをプレゼント、翌朝から、お父さんを毎日目覚ましで起こすのが、あおくんの仕事になります。
あおくんは、初めての仕事にとても緊張していますが、いちにのさんで、思いっきり目覚ましベルを鳴らしお父さんを起こすことができました。
きれいな音で起こしてもらったお父さんは大喜びです。
目立たなくても、大きい音が出せなくても、気に入ってくれる人や選んでくれる人はいるんだよ。
自分のできることを一生懸命すればいいんだよと教えてくれるお話です。

あおくんが、緊張しながら初めてのお仕事をする場面では、読んでるこちらもドキドキ、うまくお仕事ができてうれしくなりました。
とけいのベルの音を色々変えながら読んであげると、子供はとてもよろこんでくれるようです。