あしたもともだち

少し乱暴で、強がり、だけど本当はとっても優しい心を持っているオオカミさんと、人懐こくて素直な可愛さがなんだかとても親しみやすいキャラクターのきつねさんの仲良しコンビのやり取りがとても面白く、少し切なくて、最後にはほっこり心温まるお話しです。
本当はきつねくんの事が大好きなのに、つい意地悪を言ってしまうオオカミさん。
些細な事をきっかけに喧嘩になってしまった二人は、本当はすぐに仲直りして、またいつものように遊びたいのに、なかなかお互い素直になれず仲直りができません。
その二人の素直になれない様子に読んでいるこちらも、もどかしい気持ちになります。
本の挿絵も寂しいくて切ない場面のようすが、とても上手に描かれていて、思い切り感情輸移入してしまいます。
思わず泣きそうになってしまう箇所も沢山あります。
そんな二人の仲直りは、これまたとても些細な事をきっかけに仲良くなるのですが、その場面があまりにも可愛くて泣けてしまいます。
その後とても温かい優しい気持ちに包まれます。
分かりやすいやり取りなので、5.6歳く位の子どもと一緒に読むと、内容をしっかりと理解し、二人の優しさに感動できると思います。
その時の感情に合った挿絵がとても良く描かれている為、子どもが一人で読み進めても楽しめる一冊だと思います。